訪問リハで出来ること
その人らしい日常生活を送ることができるように、その人に合わせた目標設定や
リハビリプログラム(マッサージ・運動・歩行練習・トイレ練習など)を実施し、愛と情熱ある対応にて、
最期まで在宅で過ごすことができるように、皆様に寄り添ったリハビリテーションを行っていきます。
・外出困難な方
外出ができない方に対して、歩く状況やバランスを確認させて頂きます。
その上で、介助で外出できる場合はスタッフと一緒に介助しながら、外出練習や外を歩く練習を実施します。
歩くことが難しい方には、車椅子で外出する場合もあります。状況に応じて、スタッフがご本人やご家族と相談しながら、外出練習を実施します。
・息切れ、息苦しい方
呼吸の回数を計測し、息切れの状況を確認させて頂きます。
息苦しさを改善するために、首〜肩、胸周囲のリラクゼーションにて、呼吸が深くできるように調整し、呼吸が楽にできるようにリハビリします。その後、歩く練習や必要時外出練習などを実施していきます。


・転倒、歩行が難しい方
転びやすい方や歩くのが難しい方には歩く状況やバランスを確認させて頂きます。
また、腹筋、背筋や足の筋力を確認させて頂き、どこの筋力が弱くなって、バランスが低下しているか、歩くことができないかを確認させて頂きます。
弱くなっている筋力を強くして、座っているバランスや立っているバランスを整えて、歩くことができる、転ばない身体作りを実施していきます。
・階段、玄関動作が難しい方
腕、腹筋や背筋、足の筋力を確認させて頂きます。特に段差関連は足の筋力が重要になってきます。太ももの前の筋力やお尻の筋力、ふくらはぎの筋力を強くして、段差の昇降の練習を実施していきます。
また、福祉用具の調整をして、できるだけ簡単に昇降できるようにしていきます。

・家事が難しい方
掃除や洗濯、調理ができない理由を確認させて頂きます。
例えば、バランスが悪くて掃除ができない、しゃがみ込みができない、腕や手が上手く動かなくて調理ができないなど、どこが原因で家事ができないかを確認し、硬くなっている関節や筋肉の調整や弱くなっている筋力を強くし、実際の家事動作を実施しながら、家事ができるようにリハビリしていきます。
・趣味活動
絵を描く、写真撮影する、散歩、編み物など様々な趣味活動に対して、全身の評価を実施し、必要な筋力や関節の硬さにアプローチします。
実際の趣味活動ができるように、趣味活動の実施まで、一緒にリハビリをしていきます。

食事や洗顔、歯磨きができない理由を確認させて頂きます。
特に首の動きや手の動きを確認し、首〜肩、手まで動きやすくなるようにリラクゼーションや筋力を強くして、食事動作や整容動作がスムーズにできるようにリハビリしていきます。

トイレや入浴、着替えを実際に実施して頂き、どこに問題があるかどうか確認させて頂きます。トイレ動作時のふらつきや浴槽への跨ぎ動作、着替えるときに座っているバランスが悪くなるなど、詳細に動きを確認させて頂きます。全身の関節可動域やバランスが重要になってくるので、リラクゼーションにて関節の動きを良くし、バランス練習や実際の動作訓練を実施していきます。

車椅子への乗り移りや立ち上がり、立っている姿勢、座っている姿勢、起き上がる動作の状況を確認します。特に座っている姿勢・立っている姿勢が歪んでいるとバランスを崩しやすく、お1人で車椅子への乗り移りや立ち上がり、起き上がりができないことが多いです。姿勢の調整をするための運動や実際に車椅子への乗り移り練習、立ち上がり練習を実施していきます。また、福祉用具の調整にて立ち上がりや起き上がりを実施しやすい環境を整えたりします。

認知症になると記憶障害や感情の障害、妄想、幻覚などの色々な症状が出てきます。そのため、どのような症状が出ているのかを評価していきます。出現している症状を把握できたら、その症状への対応方法や生活の仕方のアドバイスを実施していきます。また、認知症になると丸まった姿勢となり、立つことや歩くことが難しくなります。動けなくなることで、さらに妄想や幻覚などが出てくる場合もあります。症状に合わせた対応方法だけではなく、歩いたり、立つ練習など継続して生活ができるような運動も実施していきます。

・寝たきり、関節が動かない
寝たきりになると、関節が硬くなり、床ずれや着替えに介助が必要な状況となってしまいます。そのため、床ずれにならないように福祉用具の調整や関節が硬くならないように、筋肉を柔らかくするようなリラクゼーションを実施し、関節を動かしていき、着替えの介助量を軽減できるようにアプローチしていきます。
・関節や筋肉の痛みについて
痛みが出ている関節や筋肉に過剰な負担が掛かるような動作や姿勢が原因となっています。その原因を解明し、痛みが出ている関節・筋肉のリラクゼーションや関節可動域訓練にて痛みを改善し、再発しないように効率的な動作を獲得できるようなアプローチをしていきます。

ご利用の流れ

ご利用料金
①介護保険支給限度基準内の利用料(要介護 概算)
1回あたりの自己負担額
②介護保険支給限度基準内の利用料(要支援 概算)
1回あたりの自己負担額
項目 | 40分 | 60分 |
---|---|---|
訪問リハビリ費 | 1割 671円 | 1割 1006円 |
項目 | 40分 | 60分 |
---|---|---|
予防訪問リハビリ費 | 1割 649円 | 1割 973円 |
※詳細はお問い合わせください。